カワサキW1完全分解整備手帳
 
■発行/ 2010年1月20日
■ISBN/978-4-88393-364-8
■総ページ数・版型/200p・A4判変型
■価格/14,000円(税抜き14,700円)

■内容
●W1。それは凍れる時から解き放たれたヴィンテージという名の珠玉。そして至福の贈り物。●Wの楽しみ●それは静止した時間に浸る喜び!「W1ミーティング」●W1、その時代、その空気感。●伝説のW職人、佐々木勝美という人●Wをもう1台。私のダ・ブ・ル!●W1の原点 『メグロ』写真帖●W1開発者インタビュー●W1をレストアする!《STEP1》洗車と点検《STEP2》外装部品を取外す《STEP3》キャブレターの取り外し《STEP4》プライマリーケースの分解《STEP5》アッパーシリンダの分解《STEP6》Yカバー(右エンジンカバー)と、内部パーツの分解《STEP7》クランクケースとトランスミッションを下ろす《STEP8》クランクケースの分解《STEP9》クランクケースを洗浄する《STEP10》トランスミッションの分解《STEP11》車体分解前半・これより後半《STEP12》《STEP13》トランスミッションの洗浄と点検●トランスミッション構成全部品一覧●W1の心臓、エンジン細部を愛でる●伝統の英車フォルムを際立たせるW1の骨格。フレーム。●組み立てに先立って《STEP14》トランスミッションの組立て前半《STEP15》トランスミッションの組立て後半《STEP16》シリンダーヘッドの分解と組立て《STEP17》ロッカーケースの分解と組立て《STEP18》クランクケースの組立て《STEP19A》ピストンピンブッシュの調整-参考として佐々木さんの微調整技術を見る?《STEP19B》ピストン&シリンダの組み立て《STEP20》シリンダヘッドを載せる《STEP21》タコメーターギアの取り付け《STEP22》ロッカーケースの搭載《STEP23》ガバナーのオーバーホール《STEP24》ポイント交換とガバナーの装着《STEP25》オイルポンプの点検《STEP26》ダイナモのオーバーホール《STEP27》Yカバーの組立て《STEP28》フロントフォークのオーバーホール《STEP29》Rサスペンションのオーバーホール《STEP30》ブレーキドラムのオーバーホール《STEP31》ホイールの組立て(スポークを張る!)《STEP32》キャブレターのオーバーホール《STEP33》スイングアームとメインスタンド装着《STEP34》Tミッションの搭載《STEP35》ステアリングの組立て《STEP36》フロントフォークの装着とフォークオイル注入《STEP37》ハブのオーバーホールと取付け&後輪の仮組み《STEP38》ステアリングの完成と前輪の仮組み《STEP39》エンジンの搭載《STEP40》プライマリーケースのメンテナンスと装着《STEP41》1次チェーンとクラッチハウジングの装着《STEP42》クラッチの組立て《STEP43》Dチェーンの装着とPチェーンの調整《STEP44》電装部品の取付け《STEP45》ハンドルバーの組立て《STEP46》キャブレターの装着《STEP47》ダイナモの装着とYカバーを完成させる《STEP48》テールライトの取付け《STEP49》リアフェンダー装着《STEP50》オイルタンクの取付け《STEP51》メインハーネスとメインスイッチの結線《STEP52》リアホイールの装着《STEP53》エキゾーストとリアショックの装着《STEP54》ロッカーケースオイルパイプの取付け《STEP55》ステアリングロックの取付け《STEP56》メーターの取付け《STEP57》ヘッドライト、Fウィンカー、ホーンの装着《STEP58》メインスイッチ、ブレーキペダル、ステップの装着《STEP59》フロントフェンダーの装着《STEP60》ブレーキワイヤーの接続とブレーキスイッチの装着《STEP61》燃料タンクの搭載とプラグキャップの装着《STEP62》シートとフレームハンドルの取付け《STEP63》ステアリングダンパーの装着《STEP64》点火時期(ポイント)調整《STEP65》キャブレターを調整する

 カワサキビッグバイクの第一号車として登場したW1。今も高い人気を誇っていますが、登場から40年以上経過しているだけに、状態がよいといえる車両は減ってきているのが現状です。そこでお奨めしたいのが本書なのです。W1の修理・レストアでは当代随一といわれる、佐々木オート工業・佐々木氏の手によるW1Sの徹底レストアを、錆だらけのベース車両の洗車段階から詳細に取材。正に一挙手一投足を細かく掲載しているので、Wがどのような構造であり、どう分解し、修理し、組み立てるべきか、これ以上ない「講師」が解説してくれる内容となっています。Wをこれからも愛し、維持していきたいのなら、この本を手に入れて損をすることは絶対にありません。
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